どころ本荘由利の中核都市、本荘市。その歴史は古く、古代には大和朝廷の由利の柵があったとされている。
 平安、鎌倉の時代をへて、由利十二頭といわれる戦国ののに終わりを告げる頃、由利一円は最上氏の所領になった。
 最上氏の家臣本城豊前守満茂が尾崎山に城を築き城下町を開いたのは慶長17年(1612)のことだった。10年後に最上氏がお家騒動で改易となったため、それに代わり六郷氏が領主となった。以後明治になるまで江戸期の安定した暮らしが続いた。
 昭和29年本荘町は周辺の6村と合併して本荘市として誕生した。

 


菖蒲公園 駅より1.5km/タクシー7分
松の樹の間に湧出する水を湛えた小池があり、一面に花菖蒲が咲き乱れるさまは見事である。毎年6月下旬から7月上旬にかけての菖蒲まつりには多彩な催し物が行われる


荘市内には歴史をしのぶ史跡が数多くある。
 鶴舞城と呼ばれた本荘城址がそのまま史跡公園となった本荘公園は市民の自慢のひとつ。そして海辺を歩けば見事な黒松の林が目につく。
 江戸時代の古き良き名残、永泉寺の風格ある山門、日本三大長谷観音の一つ赤田の大仏さまの柔和なお顔、それぞれに歳月をへた歴史が感じられる。
 平野をゆったりと蛇行して流れる子吉川は日本海へと注ぐ。城下町は自然の魅力にあるれる街でもある。一面に花菖蒲が咲く菖蒲公園、真冬に凛とした花を咲かせる野生の椿が2000本もある新山公園。自然の奇岩が紅葉と見事にマッチする石沢峡。
 海の遊び場としてきた街にはヨットハーバーも誕生し県内随一のマリンスポーツの基地として若者の人気を集めている。

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